つくば緑友会

an ideaactivtytextbookwhats' newhousingmenberlinks

木材と木造住宅を知ってもらうための本

“季”のある住まい
 

今から約10年前、住宅建築に携わる一流通業者として「なんかおかしいな…」と思い始め、「この家に住む人は、ほんとうにこれでいいと思っているのかな?」という疑問に変わり、そして「正しく理解してもらおう」「正直に伝えよう」と仕事の傍ら筆を執ってこの冊子の初版を発行しました。

その後、時代と共に建築工法の多様化が進んで資材の流通構造が変わり、同時に建築に関係する法規等が強化され、私ども木材業者が日常取り扱う製品も大きく変わりました。当時の主流であった輸入材を多用する建築工法も、10年後の今日では合板や集成材にその座が移ったように感じます。

変わらないことは、恒久的な国産材の相場低迷から起きる森林の荒廃と、相次ぐ国産材製材工場の閉鎖と廃業。そして我々の身近では、取引先である地元の中小建築業者の苦悩の声が後を絶ちません。そしてなにより、「どこへ相談に行けばいいのかわからない」という消費者の声を以前にも増して耳にするようになり、私どもを取り巻く商環境はより一層厳しいものになりました。

この書では、多くの消費者が望まれる「早く、安く」という昨今の住宅建築のあり方に「ほんとうにそれでいいの? もう少し良く考えて」との現場の声をまとめました。これから我家を造ろうとする方、より良い住まいを建てようと願う方々に本書が活用されることを願ってやみません。
編集・発行 つくば緑友会  
初版 平成10年 3 月10日発行 ・A4版134ページ 1,050円/部(送料別)
改訂版 平成19年 9 月20日発行 ・茨城県農林水産部林政課推薦図書
初版発行から10年、お陰様でいまだに問い合わせがあります。私たちが行う定期勉強会でも教科書として使われています。悲しいことに、材木よりこの本のほうが売れます…。
木材業界や建築業界人用ではありません、あくまで「これから家を建てようとする一般消費者」向けに編集しました。では、その内容をチョットご紹介しますと…。