| 茨城の「樹」で造る、人間と環境に優しい「家」 | 茨城県南エリアでの新築・リフォームならヒダモクヘ | ||
![]() |
|||
| 〒300-4231 茨城県つくば市北条5044 TEL029-867-0155 FAX029-867-4455 | |||
| 三代目のつぶやき・・・ | ダイジェスト版(2000年〜2008年) | |||||||
![]() (某友人作画) |
八溝の森の“木道楽”展2003 | 2003.07.05 | ||||||
| 建築主と共に造る“家” | 2003.05.23 | |||||||
| 八溝の森の“木道楽”展2002 | 2002.11.26 | |||||||
| 鉄骨系2世帯住宅増築計画 お薦め! | 2002.10.22 | |||||||
| 板倉の家 その後 | 2002.09.14 | |||||||
| 建設リサイクル法 | 2002.07.01 | |||||||
| 【プロフィール】 名前:肥田 芳宣 年齢:4●歳 職業:ヒダ木材三代目 資格:2級建築士 2級建築施工管理技師 茨城県震災応急危険度判定士 他少々 家族:両親・妻・2女1男 |
天竜材を世に出す会・テンダス | 2002.01.12 | ||||||
| 板倉工法 | 2001.11.06 | |||||||
| まつりつくば2001 | 2001.09.08 | |||||||
| 今更,低ホルム… | 2001.07.09 | |||||||
| 三○ホ△ムのCMについて ーマスコミに一言ー | 2001.03.08 | |||||||
| ある消防士の話 お薦め! | 2001.02.23 | |||||||
| 『健康住宅』一考察 | 2001.01.13 | |||||||
| 『欠陥住宅』一考察 | 2000.12.27 | |||||||
| つくば緑友会 | 2000.12.02 | |||||||
| 情報を発信するということ | 2000.11.20 | |||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| “八溝の森の木道楽”展2003 2003年5月25日、薄曇の日曜日、約半年の準備期間を経て、“八溝の木道楽”展2003を開催した。出展者数は会員が殆どであった昨年の約2倍の17ブース。茨城県立自然博物館・北茨城のたなつる工房さんなど、多方面からの協力を得ながらの開催である。それぞれ、思い思いの展示・出品を用意し、来場者を心待ちにしていた。 開催理由は前回書いた文を引用させていただく。 『何故かといえば、我々『つくば緑友会』が提唱している、“木”の良さ(特に国産材)・効能、住宅資材として“木”は決して高価な物ではないということを皆さんに知って欲しいとの思いから。また、満足のいく住まいを造って貰う手段としての『つくば緑友会』及び各会員事業所・取引工務店のPRであった。』 今年の目玉としては、 @材料の全てを八溝山系のなどの地元の木材で作成した8畳程の『薦める部屋』を展示。 A県北の林業家の協力をいただき、会員が夜遅くまで加工した丸太の輪切りや・板類の即売。 B100年生の八溝桧の丸太の展示。 Cつくば市筑波技能者組合の協力を頂き、「大工さんと作る木工教室」を開催。 当社はといえば、昨年好評だった〈折り畳みのピクニックテーブル〉、そして、冗談半分に挑戦した〈シーソー〉を目玉にオープンを迎えた。 10:00の開会を待たずして、早々と来場者が集まる。子供を連れた品の良い若奥様がシーソーの前で立ち止まった。「まっ、まさか?」そう、そのまさかが起こった!!自分で設計して、製作したモノの、注目を集めるために作ったようなもので、買う人がいらっしゃるとは思ってもいなかったのだ。(後日、お届けにあがったのだが、お買い上げ下さった方のお住いは、建てたばかりと思われる大きな家に大きな犬、庭には木製のブランコが鎮座してました) 好評だったのが、木工教室である。5人の棟梁が、親切丁寧に教えてくれる機会なんてザラにない!宣伝が効を奏したのか、中には「こんなものが作りたい」と日曜大工の本をコピーして来場し、会場で購入した材料を用いて力作をこしらえた方もいた程だった。お陰で用意したキットは、お昼をまわる頃には無くなってしまった。(筑波技能者組合の皆様、本当にありがとうございました) 会場がつくば市中心部で、隣がS百貨店・バスターミナルという立地。また今年は宣伝に力を注いだ甲斐もあり、昨年の倍近い人の流れが途絶えることは殆どなく、閉幕の時間(16:30)を迎えた。片付けを全て終えた頃には夜の8時をまわっていた。 個人的な感想である。隣でフリーマーケットを行っていた関係か、またそうでないのかはわからないが、表示した価格を見て、無謀ともいえる値引き交渉を持ちかける方も何人かいらっしゃった。展示した100年生の桧の丸太(長さ5.2m、太さ約40cm)が\138,000-の表示に「高い」とアンケートに記入された方もいた。木の価値・大工さんの手間の価値・本物の価値が、まだまだ消費者には伝わっていない事を痛感した。 当社では(恐らく他の会員もそうだと思うが)、出品した作品の価格には、材料費は殆ど経常していない。大工さんに支払う手間賃も普通に依頼する半値程度でお願いしている。「半分は宣伝広告費だと考えて下さい」と・・・。全ては『“木”の良さ(特に国産材)・効能、住宅資材として“木”は決して高価な物ではないということを、また、確かな材料で確かな施工をすれば2,30年で建替えなければならないような住宅は出来るわけが無いのである。』(前回文より引用)ということを皆さんに知って欲しいからである。 現在の建築においては使用される資材の殆どが工業製品である。出来たその瞬間がその建物のピークである。従来の住宅は、床・柱などを磨き、住む人が手間を掛けることにより年々、建物の風格を醸し出して来た。そういった手間の価値を改めて考え直して欲しいと思う。(話が脱線してしまったかな?) (2003.06.05) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 建築主と共に造る“家” (Sさんの場合) 昨年の6月の昼下がり、何の前触れもなく、その人はフラリと我社を訪れた。B4版の書類を約20枚程携えて・・・。 丁度私は外出していたので、事務のYが話を伺った。現在、首都圏に住んでおられるその方(以後:Sさん)は、永住の地を「つくば」に求め、自宅建設を任せる事が出来る業者さんを探しているとの事であった。当社を訪れた理由は、この稚拙なホームページをみて、興味を持って頂いたらしい。(ありがとうございます。それだけで充分HPを開設した甲斐がありました。) 後日また来社下さるとのSさんの言葉に、Yは「では、その資料をコピーさせて下さい」とお願いすると、Sさんは「イヤ、これは置いていきます。まだ、車に(同じものを)沢山積んでますから。」との言葉を残し、帰られたそうだ。(一体、何軒の業者さんを歩かれたのか? 未だに聞けない) 夕方、社に戻った私は、その出来事の報告を受けると共に、その資料に目を通して、驚かされた!。そこには、 *Sさんご夫妻がこの資料を作成するに至る経緯・“住まい”に対する想い *建設予定地の案内図(写真による南側隣地の日影図付き) *初期段階・現段階においての内装イメージ(写真付き) *御自分で考えられた平面図・立面図・配置図(2種類) (玄人はだしとはこの事か?後日PCのペイントで作成したと聞かされ、更に驚愕!!)などが書かれていた。 ここにその一部を引用させて頂く。 『私たちの家づくりに関する勉強が不十分なため、どのように住宅の建設を進めるのが良いか、はっきりと見えないのが現状です。何人かの経験者の方、また業者の方などに相談してみましたが、明確な方針が見えず、余計に不安が増すばかりでした。 そこで「自分たちは素人で、建築に関する常識などまったく知らないのだから」と開き直り、もしその素人のわがままが許されるのであれば、釘のような進め方で住宅の建設を行いたいと考えたのです。 ○まず私たち自身で、ライフスタイルや使い勝手などを考慮した住宅のプランを作成する。 ○そのプランを複数のプロの方に見ていただき、手直しなどを施した改良案あるいは、新しいプランをご提案いただく。(出来る限り無料範囲で。要相談) ○上項と同時に、それらのプランの概算見積もりをいただく。 ○私たちのプランの受け取り方や、改良の内容などを考慮して、実際に住宅建築をお願いする方を決め、家づくりを進める。 中略 このような無茶な方針に賛同して下さる方が、いらっしゃれば幸いに思います。様々な経験のある方々に、お力をお借りして、私たちの理想の生活空間を実現させたいと思っておりますので、何卒ご協力いただけますよう宜しくお願い致します。』 (原文のまま) 私は常々「住宅にはそこに住む人の個性が出る」と考えている。だが、「予算は幾等。欲しい部屋は何部屋」程度の希望は殆どの方が持っていても、「こんな生活をしたい。だから“我が家”はこう造りたい(あくまでも予算の範囲内で)」という“こだわり”を持つ方に巡り会えるのは、数少ない。殆どの方が、その建物に自らの生活を合わせている。(造る側から言えば、こだわりが少ない方がプランニングも施工も当然楽である) Sさんが置いていかれた資料に目を通し進めていくうちに、「この人の“住まい”を具現化出来るのは自分しかいない!」思い込みの激しい私の中に使命感に似た気持ちが沸々と湧いてきた。 Sさんが描かれた平面図に改良を加えた方が良くなると思われた箇所が幾つかあったので、その日のうちにFAXした。 これが、Sさんと私の“家造り”のプロローグであった。 (2003.03.23) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| “八溝の森の木道楽”展 約半年程前のことである。(極一部の愛読者の皆様、遅くなって申し訳ありません) 薄曇の6月16日、つくば市の中心部でつくば緑友会初の試みである、“八溝の木道楽”展を開催した。昨年は“まつりつくば2001”に『つくば緑友会』として、ブース出店した事を考えると、とんでもない試みである。企画運営に至るまで、全てが自分たちの手弁当だからだ。 何故かといえば、我々『つくば緑友会』が提唱している、“木”の良さ(特に国産材)・効能、住宅資材として“木”は決して高価な物ではないということを皆さんに知って欲しいとの思いから。また、満足のいく住まいを造って貰う手段としての『つくば緑友会』及び各会員事業所・取引工務店のPRであった。材料の全てを八溝山系のなどの地元の木材で作成した8畳程の『薦める部屋』を作成展示し、各会員のブースには我々の考えに賛同・協力して下さった大工さん達の熟練の技が施されたイス・テーブル・収納箱・プランターなどが所狭しと展示された。 県北の製材所などに協力いただき、杉の丸太(長さ50p程度)を約50個、耳付き(丸味?)板も同程度用意した。現場や製材所で捨てられてしまう端材もあわせてテント2張り分用意した。口には出さないが、「一体どのくらい来場者があるんだろう?」「ホントにこんなの買う人いるの?」各会員の不安は募る。 10:00の開会と共に徐々にではあるが、来場者が集まる。会場がつくば市中心部で、隣がS百貨店・バスターミナルに囲まれているお陰もあるのだろう。通行人さえ足をとめて端材や製品を品定めしていく。あちらこちらのブースでは「**円!」「もう少しマケテ」「もう一声」などと値段交渉の声が飛び交い、中には乗用車に積みきれない程購入された方も見受けられた。 「いつから行ってるんですか?」「来年も行うんですか?」「こんな催しがあれば良いなと思ってたんですよ!」などと励ましのお言葉さえいただいた。来場者は延べで4,5千人はいただろうか? 正直、このような催しを行って、我々の各事業所には利益は出ない。むしろ赤字である。では何故行うのか? 繰り返しになるが“木”の良さ(特に国産材)・効能、住宅資材として“木”は決して高価な物ではないということを皆さんに知って欲しいからである。確かな材料で確かな施工をすれば2,30年で建替えなければならないような住宅は出来るわけが無いのである。現在の建築においては使用される資材の殆どが工業製品である。木材でさえ、集成材になってきた。(曲がらない狂わないという、施工業者側の都合で)いくら仕上りが綺麗でも防腐剤・ホルムアルデヒト等の中で生活し続けたら人体に良いわけはないのである。シロアリを殺すための薬品は、その住宅に住み続ける家族の健康に貢献するわけがないのである。 さらに、日本という島国は約7割を森林に覆われている。この森林資源こそ国内唯一の再生可能資源であり、これを有効活用しないことは国土の荒廃に繋がるからである。 どこまで我々の考えが伝わるか分からない。だがこれは伝えて行かなければならないことだと思う。1人でも多くの人がこの事を理解してくれる事を祈ってやまない。 (2002.11.06) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 鉄骨系2世帯住宅増築計画!! 私の知人(Yさん:女性)がこんな話を聞かせてくれた。彼女の友人の「住まい」は2世帯住宅。約13年程前に、つくば近郊に土地(約30坪)を求め、某住宅メーカーに依頼して、鉄骨系(軽量鉄骨?)のマイホームを手に入れた。1F約20坪、2F約16坪程度の「住まい」だそうである。1Fに旦那様のご両親が暮らし、2Fにご夫婦とお子様がお住まいになっているとの事。 Yさんの友人ご夫妻の「住まい」には子供部屋が2つしかないそうで、お子様は長女(高1)・長男(小6)・次女(小5)と3人いらっしゃるのだそうだ。小学校高学年といえば多感な頃。ある日小5の次女の不満が爆発する。 「お兄ちゃんと私は(年齢が)1つしか違わないのに、(お兄ちゃんは)自分の部屋がある!私も(自分の部屋が)欲し〜いっ!!」(私にも経験はあるが、同じ頃に自分だけの部屋が欲しくて、親を困らせたものである) この意見を受けて、家族会議が行われた。長女は先に生まれた特権を振りかざし、相部屋を拒否。長男も自分の城を守る方針をうちだす。賛成3:反対2で、1Fと2Fが重なっていない部分に子供部屋(約3坪)を増築することが決定された。住宅ローンも残り僅か。可愛い我が子のためならば仕方の無い出費か・・・。 早速、家を建てた住宅メーカーに連絡。見積を依頼した。1週間後、営業マンが見積書を持って参上! 「この度は見積の依頼をいただきましてありがとうございます。こちらが見積書になります。」
たかが6畳(3坪)の増築である。素人ながらに坪60万程度(新築した時の坪単価+α)かと予想はしていたのだが、
「あと500万も出せば新しく出来るじゃない。」などと言われる始末。・・・と、こんな話である。 では、一体何故こんな金額になってしまうのだろうか??? 僅か6畳間の増築で費用が\10,000,000-。 このご家族、現在の「住まい」を建設するときに「将来増築するかも」なんて考えてもいなかったことだろう。どのような間取りであるかも、見積書の内訳もわからないので、あくまで私の推測だが、軽量鉄骨系の住宅の平屋部分の上に新たに部屋を載せる場合、現状は屋根しかない訳である。当然、横架材の強度は屋根を支える以上はないのではないだろうか?従って、工事費の大半が1F部分の補強工事に充てられると考えられる。(アレコレ考えてみたのだが、他に考えつきません。解かる方教えてください)同じ住宅産業に関わる者として、「ボッタクリ商法」とは考えたくない。 増築には@横に拡げる方法・A上に載せる方法2通りあって、@は敷地に余裕がないと不可能である。Aは追加される部屋+屋根の荷重に耐え得る強度が1F部分に必要になってくる。当然費用もAの場合がかさむだろう。 欧米人の場合、狩猟民族の末裔故か、家が手狭になってくると、もっと大きな家に引っ越すのだそうだ。日本人の場合、農耕民族の末裔故に、土地・家に対する愛着・執着は欧米人のそれとは比較にならない程強いと思う。だから増改築が行われる。 今更他人が詮索しても仕方のないことだが、なぜ新築の際に木造軸組工法を選択していただけなかったのだろうか?もしこの「住まい」が在来工法であったならば、上記の数字の1/4〜1/3で増築可能であろう。 現在このご夫婦、2Fを改装して間取りを変更(各部屋を小さく)し、もう1部屋出来るか検討中だそうである。 私を含めた《つくば緑友会》会員が、主催するセミナーで常々口にする台詞がある。 「足し算・引き算(増改築)が1番可能なのは木造です。」・「家の計画するときは10年後・20年後も想定しましょう。」 このアドバイスを、現在「我が家」を検討中の皆様に送りたい。 (2002.10.22) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 板倉の家 その後 2002年の夏はまるでワールドカップの余韻そのままに、異常なほど暑かった。つくばでも連日気温は33℃を超え、温度計が35〜6℃を指す日もザラだった。当然行きかう車の窓や、各家庭の窓は閉ざされたいた。(みんなエアコンのかけすぎだよ〜。環境をもっと大切にしようよ!地球温暖化防止のために、小さなことからコツコツと・・・〔西川きよし調で〕) 3月にお施主様に板倉の家を引き渡してから、半年が過ぎた。(施工例:板倉の家参照)1ヶ月点検・6ヶ月点検。他にもなんてこと無い用事を作ってはお邪魔している。入居後これまでに、見学に連れて行った建築予定者は2桁を数える。気に入ってくれるのだが、雰囲気に圧倒されるのか?、なかなか依頼が来ない。少し寂しい・・・ このお住まい、当社から車で5分の所にあり、建坪約55坪・7LDK(結構大きい!)程である。玄関を入るとひんやりと涼しい。おもての蒸暑さが嘘のようだ。そして、木の香りが訪れた人に安らぎを与えてくれる。応接室兼用のホールには、温度計と湿度計が置いてある。訪れる度に私はその数値を確認する。これまでに温度計が30℃を超えた事も、湿度計が75%以上をさしていた事も一度も無い。まさに「快適」とはこの事かと実感する。 弊社が施工した工事とは別にお施主様が友人である電気店に依頼したエアコンが5台付いている。一度も動いているトコロを見たことがない。お施主様が面白い話を聞かせてくれた。「折角(エアコンを)取り付けたから使わなきゃ勿体無いと思っているけど、今年の夏は3回使っただけだったよ。それもせいぜい1時間位かな?こんな事なら一夏様子をみてからにすれば良かった。」 というのである。2階は天井を貼らずに構造材を見せ、野地板(厚30mm)の上に断熱材を載せ、その上にカラーステンレスを貼るという施工方法を採用したのだが、こちらも快適空間だとのご感想。 壁に床に天井に、この「お住まい」には至るところに厚さ30mmの八溝の杉板を用いた。その断熱性能と調湿性能を証明してくれるかのようなお施主様のお話は、さらに自分の進むべき道を示してくれたような感じがしている。 さて、この「お住まい」、冬にはどんな逸話を生んでくれるだろう・・・。 (2002.09.14) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 建設リサイクル法 2002年5月30日より施行されたこの法律を皆さんご存知でしょうか? 正式名称を「建設工事に建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」といい、今後建設をする場合には必ず分別解体や資材の再利用などが義務となるものです。この背景には、建設廃棄物の大量発生(約8,500万トン/年:東京ドーム約50杯)。また、環境を破壊してしまう不法投棄の約6割が建設分野からのものであるからなのでしょう。 これまで建築物の解体といえば、ミンチ解体(重機による解体)がほとんどで、古民家などが手作業により解体され、飲食店の内装などに用いられる程度でありました。解体された廃材の処理は業者が処分場で分別処理が大半であったことでしょう。 この法律によって何が我々に義務付けられたのでしょう? @床面積80u(約24.3坪)以上の建物の解体 A床面積500u(151.5坪)以上の新築・増築 B工事金額1億円以上のリフォームなど これらの工事から排出される廃棄物を現場で分別及び再資源化(再利用または、再生利用)しなさいというものです。 国の試算では、解体費は従来よりも約50%程割高になると考えているようです。ただし、処分費は再利用した場合、これまでの約36%で済むからトータルでは安くなると考えているらしい。(そんなに上手くいくかな?) 住宅において皆さんが関わるのは@であろう。ここで想像してみましょう。 鉄骨系住宅で再利用できるものは?コンクリート系住宅で再利用できるものは?2×4住宅で再利用できるものは? (私は木造住宅以外には残念ながら知識が無いので、解かる方教えて下さい。) では、木造軸組の住宅は? はい、たくさんあります。柱はモチロン、桁・胴差などの横架材などの骨組みは充分再利用可能です。(ただし、適材を適所に用いられていることが前提です) 近年、あらゆるモノに対して、リサイクルという考え方が浸透してきているようです。ただし、建築資材の製造・再資源化の場合、製造に関しての消費エネルギー、そしてそれによるCO2の発生は必ずついてきます。木材に関してもそうです。ただし、その発生量は極端に少ないのです。(木の効果:参照) わが国の国土保全・環境維持のためにも、皆さんが「家」を建てるならば将来の再利用も考え、木をふんだんに用いた木造軸組工法を選択していただきたい。そう願ってやみません。 (2002.06.01) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 天竜材を世に出す会・テンダス 平成13年も残り僅かとなった12月、緑友会の仲間、益子氏・斎藤氏。そして、桑原木材(全国規模の問屋さん)つくば営業所の水野氏と共に、静岡県の天竜市へ行ってきた。目的は、天竜の製材業者・プレカット工場が集結し、天竜材の安定供給を目指した『天竜材を世に出す会(テンダス)』の皆さんと会うため、そして、彼らが主催するイベント『森のアウトレット』を見学するためであった。 筑波を10時頃に出発。仲間と合流し、JR・新幹線を乗り継ぎ、浜松に到着したのが午後3時頃であった。宿にチェックインし、遠州鉄道で約30分の道のりを楽しみながら西鹿島駅へと到着。徒歩2,3分で会場である(株)梅林製材所へ到着したのは午後4:30を回ったころだった。既に翌日の準備に追われていたテンダスの皆さんは忙しい中、我々を快く迎えてくれた。その後、食事をしながらの懇談会。はじめはお互いぎこちなかったが、モノの30分としない内に、まるで旧知の友の様にうち解けていった。やはり、共通の問題に悩み、行動を起こした者同士、感じるモノがあったような気がする。これまでに経緯から、今後の展望など、時間は瞬く間に過ぎた。(この懇談会の最中に、鰻の肝吸いをお代わりした緑友会会員Mが居たことを付け加えておく。) 翌日、早速会場へ向かう。9:00頃に到着。テンダスのメンバーが各々のブースに丸太の輪切り・天竜桧のまな板・桜や高野槇の厚物板などを並べている。付けてある価格をみると驚くほど安い!。殆どが端材の加工品やデッドストックであるらしいが、プロである我々から見ても利用価値の大きい物ばかり。「何故、車で来なかったのだろう。」後悔することしきりの我々であった。 30分もすると来場者が続々とやってくる。問い合わせの電話も50q以上遠隔地からのモノもある。聞けば再来場者も多いのだそうだ。 テンダス代表の梅林さんが私に囁く。「私の処で丸太の輪切りを買って、あちらで厚板を探してテーブルにしたりするようです。来場される方は、それも楽しみの一つとして来られる様です。」 皆さん、思い思いの品物を、乗用車が一杯になるほど購入し、満足げな顔で帰っていく。感心させられることしきりである。 木材の生産地でありながら、これだけの利用者がいることを目の当たりにして、消費地であるつくばで、この試みを試してみたら?想いは駆けめぐる。 時間の許す限り、見学させて頂き、再会を約束して帰路へとつく。途中、浜松の丸長木材さんの案内で浜松の木材市場も見学することが出来た。流石に木処だけあって、製品の質も高い。フジイチさん(テンダス会員)の製品を見て、益子氏が言う。 「彼らが自信に満ちた顔をしている理由が、この品物を見て理解できた。」 思わず頷く。何処に出しても恥ずかしくない製品を作っているという自負が彼らの顔には満ちていた。 言葉では言い表せない程の収穫を得た出会いであった。 テンダスの皆さん、丸長木材の鈴木さん、ありがとうございました。お互い、木材普及のため頑張って行きましょう。 (2002.01.12) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 板倉工法 『板倉』という工法が木造建築物の建築工法として存在するのをご存知でしょうか?厚い板材で、壁・屋根・床を構成するこの工法の、優れた断熱性と調湿性を理解していた、いにしえ人は、その保存環境の良さから、米倉や倉庫として用いていました。 今年の2月の事だ。「節だらけでも良い。頑丈な家で健康に快適に過ごせる“終の住処”を建てたいんだ。」お施主様は私を呼びつけるなりそうおっしゃった。そして、やおらビデオテープを取りだし、再生して見せてくれた。映し出された映像は、つくば市立東小学校の木造校舎建設風景及びその解説がされていた。いわゆる『板倉』工法との2度目の出会いであった。 確か2年ほど前の事だった。筑波大の安藤邦廣教授が提案する「板倉の住まい」がつくば市内に建設中だ。という話を聞き、緑友会や木青協の面々と連れだって、見学に云ったのが最初の出会いであった。 4寸柱の間に溝を彫り、厚み1寸(3p)の縁甲板を上から落とし込み、壁体を強固なモノとし、木摺りを貼って漆喰もしくは珪藻土塗り仕上げとする。通常の木造住宅の約2倍の木材を用いるこの工法に、まさか自分が挑む事になろうとは夢にも思っていなかった。 この『板倉』工法に取り組むに当たり、施主である I 氏は、大工の田中文男棟梁〈東京都新宿区:(株)槇木〉を紹介してくれた。古民家の再生や佐賀県吉野ヶ里遺跡・茨城県国史平沢官衙遺跡(当社より車で5分)などの復元に尽力されている方である。(詳しくは住宅建築2000年3月号参照) 彼の造る板倉は私からすれば、「凄い」の一言である。基本的に柱・桁・敷鴨居は5寸角。これに厚み2寸(6p:しかも実は2重である)の板を用いる。これをダボ(木製釘?)で納める。桁と2寸板を用いて合成梁として、胴差し等にするのである。(さすがに実(さね)の2重加工は私には無理でした。)断熱材は使わない。(断熱V地域では)必要がないのだと、棟梁はおっしゃる。 これまで4,5回お会いさせて頂いたが、初めてお会いしたときから豪快な方である。私の様な者でも、まるで弟子であるかのごとくお教え下さり、そして遠慮なく怒鳴る。 「板倉は田の字型の家が一番(理想)なんだ。」「俺とヤツ(施主 I 氏)は年齢を超えた親友なんだ。解らない事があったら何時でも連絡してこい。そして良い家を建ててやってくれ。」励ましなのかプレッシャーを掛けているのか、兎に角、着工は迫っていた。 私も、木工事を受け持つK棟梁も初めての工法である。資料を集め、暗中模索でのスタートであった。材木屋・設計者の立場から私が拘ったのは、茨城産の木材をふんだんに使うという点である。お陰で土台・壁材・束・下地材等、約6〜7割を県産材とする事が出来そうである。 問題を挙げればキリがないが、10月5日無事上棟式まで漕ぎ付く事が出来た。通常、棟上げ後行う「屋越し」は1階は組立途中に3度に分けて行った。なぜなら1度組んだ骨組みがビクとも動かなかったからである。データを作成出来ないのが残念であるが、私が携わった住宅の中で最も堅固な建物であろう。 生意気だが一つ提案したい。 全国の大工さん・材木店さん・木材生産者さん。この様な工法は特別な会社でなければ出来ないモノではない。敷地条件などにもよるであろうが、誰にだって出来ると思う。いや、やらなければいけないと思う。そうすることが産地である山の未来を、住まう人であるお施主様の快適な生活を手助けする事になると思うからである。 私とK棟梁の苦労?はこれからも続く。「お互い勉強だからな。」ブツブツ言いながらも棟梁の顔は楽しそうだ。施主である I 氏もタマに友人や知人を伴いやって来て、自慢げに建物を見て回っている。。私もこの現場のお陰でハラハラドキドキ、毎日が楽しくて仕方ない。皆様に胸を張って「どうぞ、見に来て下さい。」そういえる『木の住まい』が出来るか否か。乞うご期待! (2001.11.06) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| まつりつくば2001 天候にも恵まれた9月の1日・2日の両日、つくば市の中心部で開催された“まつりつくば2001”に『つくば緑友会』として、ブース出店した。このお祭りは、人工都市「つくば」の住民の一体化等を図るため約20年前から開催されているものである。青森からの「ねぶた」とともに、各地区の御輿が練り歩くパレードには約1000名が参加し、見物客は約20万人に及ぶという。100を超える市内商工業者もブース出店し、地元のそして、自社のアピールに懸命になる。 我々『つくば緑友会』が出店した目的といえば、“木”の良さ・効能、住宅資材として決して高価な物ではないということを皆さんに知って欲しいとの思いから。また、満足のいく住まいを造って貰う手段としての『つくば緑友会』のPRであった。八溝山の杉材を内外装に施した3畳程の木材体験館を設置し、強面の会員達がブース内に仁王立ちしていては、お客様も近寄らないだろうと、木材玩具・小物なども用意した。 初日、オープンを前に、準備を進める我々の前に、その2時間前からお客様が立ち寄って下さった。意気込むメンバー達。木材製品も思いのほか好評で、体験館を覗かれた方からは「良い香りですねー。」「これを我が家に用いると、どの程度費用が掛かりますか?」などと様々な質問がとぶ。用意した1000部のパンフレットなくなり、アンケートにも快く応じて下さった。(粗品目当てもあったかな?)夜の9時を過ぎても見物客は一向に減らない。我々の説明・主張に耳を傾け、1時間経っても立ち去る気配を見せない方、最初は奥様がご覧になられ、数時間後ご主人を連れて再度お越し頂いた方までいらしゃった。2日目も同様で、私の期待は良い意味で裏切られた。 住宅建築に携わる者として、日頃、一般消費者は何故木造住宅から離れてしまったのか?という疑問が付いてまわる。 それは情報が余りにも少なすぎるからである。正確な情報を伝え、『見て・触れて・嗅いでみる』という機会をもっと増やすべきだと再認識させられた2日間であった。そうすれば何が良いか消費者は理解下さると信じたい。 (2001.09.08) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 今更,低ホルム… またCMに対する感想である。皆さんには、メーカーに対する悪口ばかりを並べているとの感想をもたれはしないかと少々心配である。だが「誰かが伝えなければ」というと自分勝手な使命感に駆られ、キーボードを叩いている次第である。ご覧になられた後で、感想をお送り頂ければ幸いである。 私の好きな鹿島アントラーズ(相馬が元気だったらなー。後期は絶対優勝だぁー!)のスポンサーである某メーカーのCMの中で「☆ス△ムの建材は低ホルムだから安心」と我が青春時代のあるアイドルがおっしゃっている。相変わらず可愛い…。彼女にいわれたら視聴者は「へー、そうなんだ。」と思うことであろう。確かに以前と比べると合板・建材等のホルムアルデヒトの含有量が減ってきている。別にこのメーカーに限ったことではない。合板メーカーから出荷されてくるベニヤもF1・F0(即ち低ホルム)製品が殆どである。取引工務店も等級を指定してくることもある。良い傾向だと思う。 実際のところ、数年前からドア等の表面材は塩ビシートから自然素材系のシートへ。フローリングはF1が当然になってきているのである。それも殆どの建材メーカー製品がである。私は既にそれが「常識」だと認識していた。それなのに何故「低ホルム」今更謳い文句にするのだろうか?ご覧になっている皆さん、私の認識は「業界のみの常識」なのでしょうか?教えて下さい。 消費者の皆さんにしてみれば、少しでも安全な資材で「住まい」を建てられる方が良いに決まっている。だが、一番良い方法はノンホルム製品を用いる事ではないだろうか?即ち自然素材(木材)を用いることであろう。住宅内部を全てムク製品で仕上げることは確かに困難かとは思う。だが自分達の健康を守ってくれる環境である「住まい」をもっと真剣に検討考えてはいかがだろうか?そして、そうすることは今後予測されるであろう地球環境維持問題にも貢献する筈である。 (2001.07.09) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 三○ホ△ムのCMについて ーマスコミに一言ー 先日TVを観ていたらあるCMが流れた。北米のとある住宅が映し出され、そこに住んでいらっしゃるご夫婦や一族が家への愛着や想い出を語るものである。ご覧になった方も多いと思う。その【2×4住宅】は築120年だという。これまで数々の手直し等もされた事だろう。良いCMだと思う。だが、このCMは全てを伝えてはいないのではないだろうか?これをご覧になった方々は我が国に於いても【2×4住宅】は100年持つという印象を受けるであろう。しかし、現実には否である。(言い切って良いモノか?度胸が必要だ。)CM制作者にはその知識がなかったのか?それともあえて教えないのか?売れればそれで良いのか? 【2×4住宅】自体は柱を用いず、フレームと合板でパネルを作り、床・壁にして、そのパネルが建物を支える優れた住宅工法であると思う。しかし、私は常々、残念ながら【2×4住宅】は日本という国土には不向きだと考えている人間の一人である。なぜならば、北米と日本の気候風土が異なり過ぎるからである。低湿地域の建物を高温多湿地域に建築したらどうなるであろうか?想像に難く無いことだろう。最近の日本における【2×4住宅】は改良されているとも聞く。しかしである。【2×4住宅】は、1Fの床→壁→2Fの床(1F天井)→壁→屋根という順序で建設する。もし途中で雨が降ったら?その雨が降り続けたら? 私の生活圏でも最近建築途中の【2×4住宅】を良く見かける。屋根が完成していない現場には屋根にシートが掛けてある。一度雨上がりの休日にその現場を見学させて頂いた事があるが、床・壁・天井、全ての合板がビショ濡れであった。あの住宅は既に完成しているが(入居も!)、濡れた合板が乾くまで工事は中断したのであろうか?また、この事は全ての【2×4住宅】にいえるのではないだろうか? マスコミ並びにメーカーの皆さんにお願いしたい。簡単に買い換え・交換が出来ない商品の宣伝等においては、中途半端な情報の伝達は止めて、正確な情報を伝えるべきではないだろうか?売上至上主義はもう止めるべきだと思う。その上で、情報を自己責任において、取捨選択するのが消費者なのだから。 ちなみに、【木造軸組工法】は骨組み→屋根→内部工事の順序で工事が進む。これは闇雲にそうしているのではない。千有余年の歳月を経て、日本で生きた先達が経験し、この気候風土に1番適している順序だからこうなった。屋根の重さを骨組に伝え、生じた狂いを直しながら造作工事を進めていく。湿度に負けないよう床を高く、風通しが良いように天井を高く・・・。 日本が世界に誇れる文化の1つだと、私は考えている。 (2001.03.08) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| ある消防士の話 水戸に住む私の知人から聞いた話である。彼には消防士の友人がいるそうである。ある時、友人は彼にこう云ったそうだ。 友人:「もし、我が家を建築するなら絶対に木造住宅にする。」ー彼は当然聞き返す。ー 彼 :「なぜ?」 友人:「火災現場で経験したことだけれども、消化活動中、もう大丈夫だろうと思って放水を止めてから、木造の現場で梁や桁が落ちてきた事は無いけれど、鉄骨系の住宅で、上から鉄骨が落ちてきて死にそうになった事があるんだ。だから、我が家は木造で建てたい。」 彼 :「ふ〜ん。」 (当然、茨城弁であろうから標準語に直してみました。) 彼の話によると、どうやら1度だけではないらしい。この話を分析すると消防士のいう鉄骨系の家とは、どうやら軽量鉄骨系住宅かと思われる。また、私の中学からの友人の家も鉄骨で建てたものだ。高校生の頃、彼の部屋から小火を出してしまった。蛸足配線が原因であった。幸い大事には至らなかったが、直しても直しても彼の部屋の天井にはいつも雨漏りの染みが付いていた。 このホームページの中にある『木の効果ー太い木は火に強いのですー』をご覧頂きたい。このグラフを見ていただければご理解頂けると思うが、鉄は加熱500℃で強度は1/2になる。それに要する時間は5分足らずだ。一方“木”の着火点は260℃。燃焼速度は0.6o/分である。建築基準法では、鉄骨は耐火構造だが、木造はそうではない。一体火災にはどちらが強いのでしょう? (2001..2.23) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 『健康住宅』一考察 21世紀の幕が開けた正月、新聞折り込み広告がやたら分厚い。その中に近くの住宅展示場の広告があった。その中に低ホルムアルデヒト製品を使っているから『健康住宅』です。と堂々と記載されていた。「オイオイ本当かよ!」と思わず口にでた。『健康住宅』というのは、そこに住まう人が健康で快適に暮らせるから『健康住宅』なのであって、従来よりホルムアルデヒトの放散量が少ないから『健康住宅』だというのはそれを見た消費者に誤った情報を提供しているのではないだろうか? 以前に【つくば緑友会】の渡辺勉君(八郷町)が言っていた言葉を借りれば、「住んでいるだけで健康に寄与するプラスαがある住宅が本当の『健康住宅』。」(人に優しい住宅)であろうし、将来の事を考えれば「廃棄する場合に、地球環境に負荷をかけない住宅。」(地球にも優しい住宅)ということも考えなくてはならないだろう。すると答は?・・・いずれにしても『健康住宅』の定義というものを建設省いや、国土交通省(?)辺りで決めて欲しいモノである。 皆さんはどう思いますか? (2001.01.13) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 『欠陥住宅』一考察 私見ですが、皆さんが木造住宅離れを引き起こした原因に挙げられるモノが幾つかあると思います。一番強烈なのは一時期マスコミなどを連日賑わした『欠陥住宅』ではないでしょうか?では、どのような原因で『欠陥住宅』が出来てしまうのでしょうか? ○施工された大工さんの手抜き? 私の知る限り建て主さんと完成までお付き合いさせていただく大工さんにそんな事をする人はいません。一部の心ない(予算がない)方がやむに止まれずそんなことをされるのかもしれません。自分の手掛ける物件に住まわれる方の顔を知っていたらそんなことは断じて出来ないでしょう。 ○材料の質が悪い? 建築材料の『木』は1本1本が全て同じモノはありません。あるモノは曲がり、あるものは捻れ。商品にならないロスもあります。言い訳に聞こえるかもしれませんが安価な材料を求めようとすれば未乾燥材になるのは至極当然と言わせていただきます。なぜなら未乾燥品は狂っていないからです。また、目粗材(年輪の巾が広い)になることもあるでしょう。供給元である木材店は、可能な限りお客様のニーズに応えるべく頑張っております。自分のお店の林場で自然乾燥もさせています。私達は材木のプロとして、これ以下は売りたくない(買いたくない)という基準を持っているつもりです。ですが、残念なことに「予算の枠で納まる木材ならば何でも良い。」という同業者も存在するようです。 いやいやそれよりもっと基本的な事があります。それは、家を建てる場所の地盤です。欠陥住宅の原因の約7割は地盤が原因のようです。 (詳しくは【つくば緑友会】編「よくわかる木造住宅Vol.3“季”のある住まい 3.住宅も足元から」をお読み下さい。) (2000.12.27) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| つくば緑友会 ツケが廻わってきたと気付いた(-_-;)数名が茨城県南で1997年に声を挙げた。これが【つくば緑友会】である。会長である守谷町の益子圭一氏(益子材木店)と初めて口を交わした時のこと、「行き詰まってますか?」と彼。その態度に「面白いことが起こりそうだ。」と仲間に加えていただいた。この団体は母体がない。ただの材木店経営者・後継者の集まりである(当時の平均年齢29歳)。当然資金も無い。全てが手弁当であった。いいたいことを言い放ち、態度もでかい。そんな私にメンバーはかなり戸惑ったのではないかと思う。 最初は自分たちが普段供給しているモノをきちんと説明できるようになろうとしていた。だが、活動を通じて自分たちが扱っているモノは本当に良いモノだと気付いた。これを世間に知らせるべきだと考えた。いつの間にか私は副会長などという肩書きが付いていた。(〜98年度) 2年間で3冊の冊子の出版。月1回の消費者に対するセミナーの開催。他の木材団体との交流。若さ故の特権か(?)とにかく休むことを知らない。前述の皆さん達ともこの活動を通じて知り合えた。現在は国産材振興のリーフレットの制作・来年2月開催予定のシンポジウムの準備に悪戦苦闘中である。 この会を通して得た経験・友人は私の貴重な財産の一つである。 (2000.12.02) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
| 情報を発信するということ 情報を発信するということは簡単な事ではない。なにしろ責任が発生する。誤った情報でも流してしまったら取り返しなんてつかない。では何故?答は簡単である。これまで木材業界は世間に対しての情報発信をほとんど行ってこなっかったからである。(異論のある方はご連絡下さい。)そのツケが今廻ってきていると思う。 だが最近少しずつ変化がでてきたようだ。世間に対して情報を発信する人達が現れた。四年間で延べ700人の消費者の前で語りかけている茨城県ひたちなか市の久保材木店さん、本まで出版されている東京都中野区の大喜さん・クボデラさん、手作りのリーフレットを頒布している栃木県那須町の益子林業さん。まだまだいらっしゃるようだ。二番煎じか三番か解らないが自分も声にだしてみたいと思う。現場に一番近い材木店が情報を発信していかなければ日本の住宅環境、そして日本の山林は悪くなっていく一方のような気がしている。 まず最初の発信:『住宅建築において我々木材商が納材する金額は全体の10〜20%である。それでも木造住宅は高いと思われているようだ。20年前と比較して木材の価格は変わっていない。いや、今日現在の方が安いくらいなのに。(私が初めてタバコを買ったときは180円だった。今は250円である。)』 (2007.11.20) |
||||||||
| このページのtopへ | ||||||||
