私事で恐縮だが現在つくば市筑波商工会の青年部の部長を務めている。何とか2年間の任期(5月の総会まで)を全う出来そうである。3月の下旬に青年部の視察研修旅行に行って来た。今回の交流先は東京都福生市商工会青年部である。毎度の事だが訪問先の商工会で青年部と活動報告や情報交換というものだとばかり思っていた。だが着いた先は何と酒蔵。その酒蔵の専務が部員ということもあって、福生の青年部が気を利かせてくれたのである。
『多摩自慢』(石川酒造)という銘柄を製造しているこの藏には、明治13年に建てられた木造の本藏がある。幅13.8間(25.2m)、奥行15.4間(28m)、高さ7.3間(13.25m)。トラス工法の採用によるこの藏では今でも酒の仕込みが行われている。恐らく地元で伐採されたであろう欅の8寸角の柱が整然と並び、しかもその柱は途中で継いである。酒仕込みの説明を丁寧にして下さった石川専務には申し訳ないが、私はその藏の荘厳さと120年前の棟梁達の腕の確かさに別の意味で感動を覚えた。また、230年前に建てられた長屋門も一見の価値がある。
石川酒造では、日本酒の他に地ビール(地ビールコンクールで第1位を受賞)も製造されている。また、それらをより美味しく味わうためのレストランも併設されている。昼食をとりながら、福生の青年部員達と話も弾み、なかなか良い研修となった。勿論、日本酒やビールも試飲させていただいた。いずれもお薦めの一品である。
五日市街道と多摩川の交差する熊川の地に、久々にお薦めのスポットを見つけた。皆さんも一度遊びに行ってみて下さい。 |