| “八溝の森の木道楽”展2003 |
2003年5月25日、薄曇の日曜日、約半年の準備期間を経て、“八溝の木道楽”展2003を開催した。出展者数は会員が殆どであった昨年の約2倍の17ブース。茨城県立自然博物館・北茨城のたなつる工房さんなど、多方面からの協力を得ながらの開催である。それぞれ、思い思いの展示・出品を用意し、来場者を心待ちにしていた。
開催理由は前回書いた文を引用させていただく。
『何故かといえば、我々『つくば緑友会』が提唱している、“木”の良さ(特に国産材)・効能、住宅資材として“木”は決して高価な物ではないということを皆さんに知って欲しいとの思いから。また、満足のいく住まいを造って貰う手段としての『つくば緑友会』及び各会員事業所・取引工務店のPRであった。』
今年の目玉としては、
@材料の全てを八溝山系のなどの地元の木材で作成した8畳程の『薦める部屋』を展示。
A県北の林業家の協力をいただき、会員が夜遅くまで加工した丸太の輪切りや・板類の即売。
B100年生の八溝桧の丸太の展示。
Cつくば市筑波技能者組合の協力を頂き、「大工さんと作る木工教室」を開催。
当社はといえば、昨年好評だった〈折り畳みのピクニックテーブル〉、そして、冗談半分に挑戦した〈シーソー〉を目玉にオープンを迎えた。
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【つくば緑友会】が自信を持って展示した
《薦める部屋》&100年生の八溝桧
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『ヒダ木材』のブース前。
杉で作ったピクニックテーブル
(染谷ハウジング作)
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長4mの杉3寸角で作成したシーソー
(石田工務店作)
子供達が次々と遊んでくれました!!
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初登場!愛娘の祐里で〜す
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10:00の開会を待たずして、早々と来場者が集まる。子供を連れた品の良い若奥様がシーソーの前で立ち止まった。
「まっ、まさか?」そう、そのまさかが起こった!!自分で設計して、製作したモノの、注目を集めるために作ったようなもので、買う人がいらっしゃるとは思ってもいなかったのだ。(後日、お届けにあがったのだが、お買い上げ下さった方のお住いは、建てたばかりと思われる大きな家に大きな犬、庭には木製のブランコが鎮座してました)
好評だったのが、木工教室である。5人の棟梁が、親切丁寧に教えてくれる機会なんてザラにない!宣伝が効を奏したのか、中には「こんなものが作りたい」と日曜大工の本をコピーして来場し、会場で購入した材料を用いて力作をこしらえた方もいた程だった。お陰で用意したキットは、お昼をまわる頃には無くなってしまった。(筑波技能者組合の皆様、本当にありがとうございました)
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大工さんの指導で、ヒノキのイス作り
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お兄ちゃんが本棚作りに挑戦した、ご家族
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会場がつくば市中心部で、隣がS百貨店・バスターミナルという立地。また今年は宣伝に力を注いだ甲斐もあり、昨年の倍近い人の流れが途絶えることは殆どなく、閉幕の時間(16:30)を迎えた。片付けを全て終えた頃には夜の8時をまわっていた。
個人的な感想である。隣でフリーマーケットを行っていた関係か、またそうでないのかはわからないが、表示した価格を見て、無謀ともいえる値引き交渉を持ちかける方も何人かいらっしゃった。展示した100年生の桧の丸太(長さ5.2m、太さ約40cm)が\138,000-の表示に「高い」とアンケートに記入された方もいた。木の価値・大工さんの手間の価値・本物の価値が、まだまだ消費者には伝わっていない事を痛感した。
当社では(恐らく他の会員もそうだと思うが)、出品した作品の価格には、材料費は殆ど経常していない。大工さんに支払う手間賃も普通に依頼する半値程度でお願いしている。「半分は宣伝広告費だと考えて下さい」と・・・。全ては『“木”の良さ(特に国産材)・効能、住宅資材として“木”は決して高価な物ではないということを、また、確かな材料で確かな施工をすれば2,30年で建替えなければならないような住宅は出来るわけが無いのである。』(前回文より引用)ということを皆さんに知って欲しいからである。
現在の建築においては使用される資材の殆どが工業製品である。出来たその瞬間がその建物のピークである。従来の住宅は、床・柱などを磨き、住む人が手間を掛けることにより年々、建物の風格を醸し出して来た。そういった手間の価値を改めて考え直して欲しいと思う。(話が脱線してしまったかな?)
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ご覧下さい、この盛況ぶり! |

渡辺会長が来場者に解説中 |

間伐材の丸太切りに挑戦中! |
| 2003.Jun.05 |
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