私見ですが、皆さんが木造住宅離れを引き起こした原因に挙げられるモノが幾つかあると思います。一番強烈なのは一時期マスコミなどを連日賑わした『欠陥住宅』ではないでしょうか?では、どのような原因で『欠陥住宅』が出来てしまうのでしょうか?
○施工された大工さんの手抜き?
私の知る限り建て主さんと完成までお付き合いさせていただく大工さんにそんな事をする人はいません。一部の心ない(予算がない)方がやむに止まれずそんなことをされるのかもしれません。自分の手掛ける物件に住まわれる方の顔を知っていたらそんなことは断じて出来ないでしょう。
○材料の質が悪い?
建築材料の『木』は1本1本が全て同じモノはありません。あるモノは曲がり、あるものは捻れ。商品にならないロスもあります。言い訳に聞こえるかもしれませんが安価な材料を求めようとすれば未乾燥材になるのは至極当然と言わせていただきます。なぜなら未乾燥品は狂っていないからです。また、目粗材(年輪の巾が広い)になることもあるでしょう。供給元である木材店は、可能な限りお客様のニーズに応えるべく頑張っております。自分のお店の林場で自然乾燥もさせています。私達は材木のプロとして、これ以下は売りたくない(買いたくない)という基準を持っているつもりです。ですが、残念なことに「予算の枠で納まる木材ならば何でも良い。」という同業者も存在するようです。
いやいやそれよりもっと基本的な事があります。それは、家を建てる場所の地盤です。欠陥住宅の原因の約7割は地盤が原因のようです。
(詳しくは【つくば緑友会】編「よくわかる木造住宅Vol.3“季”のある住まい 3.住宅も足元から」をお読み下さい。) |