水戸に住む私の知人から聞いた話である。彼には消防士の友人がいるそうである。ある時、友人は彼にこう云ったそうだ。
友人:「もし、我が家を建築するなら絶対に木造住宅にする。」ー彼は当然聞き返す。ー
彼 :「なぜ?」
友人:「火災現場で経験したことだけれども、消化活動中、もう大丈夫だろうと思って放水を止めてから、木造の現場で梁や桁が落ちてきた事は無いけれど、鉄骨系の住宅で、上から鉄骨が落ちてきて死にそうになった事があるんだ。だから、我が家は木造で建てたい。」
彼 :「ふ〜ん。」 (当然、茨城弁であろうから標準語に直してみました。)
彼の話によると、どうやら1度だけではないらしい。この話を分析すると消防士のいう鉄骨系の家とは、どうやら軽量鉄骨系住宅かと思われる。また、私の中学からの友人の家も鉄骨で建てたものだ。高校生の頃、彼の部屋から小火を出してしまった。蛸足配線が原因であった。幸い大事には至らなかったが、直しても直しても彼の部屋の天井にはいつも雨漏りの染みが付いていた。
このホームページの中にある『木の効果ー太い木は火に強いのですー』をご覧頂きたい。このグラフを見ていただければご理解頂けると思うが、鉄は加熱500℃で強度は1/2になる。それに要する時間は5分足らずだ。一方“木”の着火点は260℃。燃焼速度は0.6o/分である。建築基準法では、鉄骨は耐火構造だが、木造はそうではない。一体火災にはどちらが強いのでしょう? |